人形制作日誌_151111
作っていたくて仕方ない感じです。
前回投稿した、肋骨の胴体とその頭部は、なんと完成しています。
自分にしては脅威的スピードです。
あとは、お腹の中にいれる、薔薇のコーティングですとか、鏡の破片を作るために、ガラスの鏡を調達したり(最近の鏡は安全とコスト削減のために、アクリルが使われてるですよね~)、台座を作ったりせなければならんので、ひとまず放置して、別の人の作業に移ります。
☝メイクが終わった状態の顔
この人の顔は、かなり気に入っています。
予期せずも、なんか師匠の作る人形の顔に近くなってしまいましたが、今までで一番「美人(この場合、黄金比の整った顔を指す)」ですし。
☝唇も、お気に入りです。
(単に肉体の柔らかさとか皺とか捩れが好きなんですが)おちんちんも、すごい美とリアルの狭間を追及してるんですが、写真を載せるとマズイので載せません。
最近、人形作りが楽しくて仕方ありません。
厳密に言うと「楽しい」とは違うのかもしれませんが、せずにおれません。
もっとたくさんの顔を作りたい。
もっとたくさんの顔を見つめたい。
もっとたくさんの顔に出会いたい。
違う言葉でも、求める欲求は同じで、何故こんなにも人形を作っていたいのか分らない。
単に(肉体的には苦痛ですが精神衛生上)気持ちいいからかも知れないし、孤独や不安からの逃避かも知れないし、切なさややるせなさの矛先かも知れないし、その全てのような気もするけれど、そんなことはどうでもよくて、ただ「その子」が作れればそれでいいと思う。