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日々草の唄

死ぬまで生きる日々のようす

まるで穴の中のきよしちゃん

それを目撃したのは、のどかな土曜日の昼過ぎであった。

それは、緑の窓口の入り口で、中の人からはちょうど見えない死角の位置に、ズボンを下げて尻を丸出しにして、立ったまま用をたしていた。
男性が立ったまま用をたすのは、まぁ一般的なことではあると思うが、それは尻や首といった箇所を両手を別々に使って、ボリボリとかいていた。

尻も汚かった。
肌も汚いうえに、物理的にも…汚物だろうか…汚かった。
あんな汚い尻を、白昼堂々見るハメになるとは…まぁ、即刻目を背ければよかったのですが。

追悼のざわめき」で、乞食役の人の尻がアップになるシーンがあり、妙にリアルでうわぁ〜汚い…と思ったものだが、それとは格の違いがある汚さだった。映画はモノクロだったしね。

「あー」とか「うー」とか言っていた。
数十メートル先には、交番もある。
今思うと行けばよかったなぁと感じるが、その瞬間は、驚きのあまり、人の波に乗りながら改札に滑りこみ、予定の時間に間に合うな、と「日常」にもどった。

次の日も、それがいた場所を通ったので、チラッと目を向けると、緑の窓口の旗が設置してあった。
そーゆー輩が吸い寄せられる隙間を埋めるように。