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日々草の唄

死ぬまで生きる日々のようす

毛皮のマリー/中原中也詩集

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嘘がなければ本当もない
仮面がなければ
本当の顔も見られないのよ
      『毛皮のマリー

過去は全て嘘 明日来る鬼だけが本当
            『毛皮のマリー

いっそひと思いにマリーを死んで
   生まれ変わるとしましょうか!
            『毛皮のマリー

化けて化けてとことん化けて…
お墓の中で拍手喝采!!
      『毛皮のマリー

自然のままでいいものなんて
ひとつもありゃしないんだよ!
       『毛皮のマリー

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陽気で,坦々として,而も己を売らないことをと,
わが魂の願ふことであつた!
           寒い夜の自画像『中原中也詩集』(P75)

ゆめに,うつつに,まぼろしに……
見ゆるは 何ぞ,いつもいつも
心に纏ひて離れざるは,
いかなる愛(なさけ),いかなる夢ぞ,
           吾子よ吾子『中原中也詩集』(P406)

いきなり私の上にうつ俯して,
それで私を殺してしまつてもいい。
すれば私は心地よく,うねうねの冥土(よみぢ)の径を昇りゆく。
               盲目の秋 『中原中也詩集』(P69)

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毛皮のマリーのは、ビデオで印象に残った台詞をメモったものなので、ちょっと聞き取りミスがあるかもです…

にしても、「仮面がなければ本当の顔も見られないのよ」は衝撃でした…

実にそうですね★
まぁ、本当の顔なんて曖昧なものも一つの仮面の名前にすぎないかも知れないので、互いに互いの仮面越しに笑顔を交わしてみましょうじゃありませんか!


中原中也は、「好きそう~」とか言われたら、それまでの話ですが、上記の3つは,中原中也を通して違う人々の匂いを感じて、なんとなく気に入ったものです。